石川県金沢市の弁護士の山岸陽平です。
家族が逮捕・勾留されたケースでは、ご家族からのお電話で、ご本人に接見(弁護士が本人に面会することをいいます)し、その後の刑事弁護を引き受けます。
※逮捕・勾留されているご本人(被疑者=疑われている人)は、電話やインターネットを自由にすることができません。
刑事弁護の場合、できるだけ早い段階で、弁護士がご本人と会い、弁護方針をしっかり立てる必要があります。
刑事事件における捜査機関は、警察署(警察官)が捜査を担当し、検察庁(検察官)が起訴するかどうかを決めるということになっています。
刑事裁判にかかるまでは、「逮捕されるかどうか」、「勾留されるかどうか」、「起訴されるかどうか」が問題となり、刑事裁判にかかった後は、「有罪になるかどうか」、「(有罪なら)刑罰の内容がどうなるか」が問題になります。
刑事裁判にかかるまでは、捜査機関は、捜査の内容を被疑者や弁護人(弁護士)に明らかにせず、被疑者にとっては暗闇の中におかれるようなものなので、見通しを立てられる弁護人が被疑者に適切にアドバイスをする必要があります。
金沢中警察署、金沢東警察署、金沢西警察署、白山警察署、小松警察署、津幡警察署、羽咋警察署に留置されている方については、当事務所から距離が遠くないため、比較的対応しやすく、お引き受けにつながりやすいです。
七尾警察署についても、他の仕事の状況にもよりますが、相談してください。
(捜査する警察署と留置されている場所が異なる場合もあります。輪島警察署、珠洲警察署、大聖寺警察署、能美警察署では、留置されることが少ないです。)
弁護士山岸陽平がこれまでに対応した事件は100件以上にのぼります。
罪名としても、詐欺、電子計算機使用詐欺、窃盗、住居侵入・邸宅侵入、傷害、暴行、恐喝、強盗、横領、器物損壊、承諾殺人、死体遺棄、放火、不同意性交(旧:強制性交・強姦)、不同意わいせつ(旧:強制わいせつ・準強制わいせつ)、わいせつ物陳列、賭博、道路交通法違反、覚醒剤取締法違反、大麻取締法違反、銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)違反、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律違反(旧:過失運転)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)違反、ストーカー行為等の規制等に関する法律違反、出入国管理及び難民認定法違反、税理士法違反、不正競争防止法違反、公職選挙法違反、いしかわ子ども総合条例違反、石川県迷惑行為等防止条例・・・と多岐にわたっています。
私選弁護と国選弁護では、弁護人の役割は、大きく異なるわけではありません。
しかし、まず、罪に当たることをした事実を争う事件においては、熱意のある弁護人の協力を得られることが重要です。
また、私選弁護においては、親族から(または親族を通じて)依頼することにより、親族と協力して取り組み、結果につながることが比較的多いように思います。特に、勾留されるか否かということが微妙なケースでは、親族がどのような動きをしているかが、弁護人を通じて伝わることが重要です。勾留されてしまうケースでも、親族との面会や文通をできるだけ速く裁判所に認めてもらう動きが取れます。